NEC PC-8801
2011/09/12(月)
サラリーマンを始めて約3年、初めて買ったパソコンがPC-8801です。
そのスペックは(カッコ内は今使っているとの比較)
- CPU:Z80Aコンパチブル-クロック周波数4MHz(処理速度約1/1000)
- メインメモリ:64KB(約1/100,000)
- 記録メディア:なし
これでも20万円くらいしました。ディスプレイモニタはアキバのジャンク屋さんで見つけたグリーンモニタ、オプションのフロッピディスクドライブを買う余裕がなかったので記録メディアをカセットテープ、記録メディアのドライブは1万円程度で見つけたカセットプレーヤーとしました。
ハードディスクドライブなってなかった頃です。記録した情報を読み出す時には、ガーピーガーピーという音がします。後年のアナログモデムの接続音のような感じです。
グリーンモニタとは黒い画面に緑色の文字が浮かぶモニタで、昔のSF映画でも良く登場していました。OSという概念もまだない頃で、N88-Basicというプログラミング言語が搭載されていました。
で、これで何をやろうとしたかというと、特に目的があった訳ではなく、何かできそう、と思って買っただけです。
参考書籍をいろいろ買い込んで、16進数の数字の羅列である機械語のソースコードを打ち込んで画面上に花火(色がないのでモノクロの花火)描くことまではできたのを覚えていますが、入試の時に理系を諦めて文学部卒業の自分、早々にメゲてしまいオクラ入り。何年化して友達にあげてしまいました。
それでも自分のデジタルな発想の原点にはなっているのは間違い無いとおもいます。
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